自然

2006年12月 2日 (土)

サケの観察会 (藤岡市)

利根大堰を越えるサケの数は昭和58年から毎年調査されていますが、今年は11月24日にこれまでの最高だった昨年の2,383尾を抜いて過去最高の遡上尾数を記録し、なおも最高記録を更新中です。(11月30日現在で2,686尾)。

利根川の河口からの150~200㎞も離れた群馬県でも昭和30年代まではサケ漁が行われ、多い年で3,000尾ほどが漁獲されていたそうです。利根川本流では前橋の県庁裏付近でも産卵が見られ、渋川近くまで遡上していました。また、支流の烏川にも遡上し、岩鼻から鏑川に入り、下仁田町まで遡上するものもいたということです。

今日、藤岡市の鏑川でサケの観察会が開催されたので参加しました(主催:「群馬の魚を育てる会」)。
毎年サケの産卵調査を行っているKさんの案内で川に行くと、瀬の岸近くに産卵場所があり、その付近にサケの夫婦も泳いでいました。海からここまで泳いで来たのと、産卵のために体は傷だらけです。

Img_4586 産卵場所(メス親が穴を掘り、産卵後に埋め戻すので石が洗われ、きれいになっています)

Pc020017 メス親

サケは時々流れの中心部の方へ泳いでいきますが、またすぐに産卵場所に戻って、その周辺をあまり離れずに泳いでいました。我々は、しばし寒さを忘れサケの姿に見とれていました。

Pc020056

こんな身近な場所でサケの産卵を見ることができ感激しました。
毎日、通勤通学で渡っている川の中でもサケが産卵しているかも知れませんね。

利根導水総合管理所HP
(利根大堰サケ遡上数の最新情報が掲載されています)

群馬の魚を育てる会

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

今朝、次女が「気持ち悪い」と言って吐いてしまいました。
体温を測ってみると38度以上。
流行中の感染性胃腸炎のようです。
皆様、ご注意下さいませ。

群馬県感染症情報
現在、感染性胃腸炎:警報発令中!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月23日 (火)

私の名久田川  ~川が残してくれた遠い日の思い出~

中之条町を流れる名久田川のほとりで育った篠原うめさん(76歳)から、名久田川の昔の情景を書いた作品「私の名久田川 ~川が残してくれた遠い日の思い出~」を頂戴しました。
篠原さんの少女時代の名久田川の生き生きとした様子が描かれ、川で遊ぶ子供達の笑い声が聞こえてきそうな文章です。とても感銘を受けましたので、ここにその全文を転載させていただきます。ぐんまの川が昔の輝きを取り戻すことを願って。
(画像は私が勝手に加えたものです)

***************************

私の名久田川
  ~川が残してくれた遠い日の思い出~

    篠原うめ 著

 冬のあいだ涸れ細っていた川面が、だんだん広がりを見せ、さざ波にまぶしい陽ざしが踊る春のお彼岸のころ「かじか」が石に淡黄色の卵を生みつけます。
 卵は瀬の浅い流れの中で、小石などが台になって両手の指が入るほどの隙間のある石を裏返すと、広い部分が三糎、狭い部分が二糎ほどの範囲に、かたまって産卵されています。生みつけられた石の面が、どれもこれも平なことに、子ども心に感心したものでした。馴れて来ると上から見ただけで、卵の付いている石を見分けることも出来ました。その石の下には必ず頭や、ひれが一段と大きい雄のかじかが、卵を守って番をしていました。

Img_1815

P5300006

 季節が移って小麦の花の咲く頃は、私達が「クキ」と呼んでいたウグイの産卵期になります。いつも川遊びの先輩達が、「今夜は、クキをうんと取るんだから、早く夕飯を食べて合流地点へ集れ」と言って、男の子達は早速準備にとりかかったものでした。そこのクキの寄せ場はかなり流れの強い場所で、中ぐらいの石を上手に使って産卵のために遡上して来るクキが簡単には逃げ出せないように、川上に向かって一米余りの細長い馬蹄形状の「せき」を作り、水面から二十糎ほどの高さにします。中には砂や小砂利を敷いて産卵の場所に仕立てます。
 産卵期を迎えたクキの横腹には、濃いオレンジ色の線が帯状に出てきます。早目に夕食をすませた友達が、だんだん呼び合って川に近い家の前を通るころは、もう丁度いい夕闇になり、川へ降りる細道にかかると、先達から、「足元に気をつけろ」と、声がかかります。男女十余人が無事川を渡り、そこから二十米程上流に仕掛けた寄せ場へ静かに向かいます。リーダーが、遡上して来て寄せ場へ入ったクキを逃がさないために、入り口をふさぐ南京袋を持って走り出します。その後ろに続いてみんな跳び出し、男子は声も立てず一斉に寄せ場をかこんで、クキを手捕にして岸へ放ります。私たちは暗い河原の石の間を跳るクキを見つけて袋へ入れます。たちまち寄せ場の中のクキが全部揚げられ、子どもだけで仕立てた、クキ漁がこうして終わります。今でも川上へ向かって寄せ場の中を犇めく、クキの哀れさと自然の中の遊びの醍醐味が、交差して浮かんできます。

Ugui1

 また、こんなこともありました。岸辺の水の溜り場に、クキの子の群が泳ぐようになり、友達と二人で向き合って川に入り、手拭いの端を持ってそれを掬い、今度は何匹とれたかな、と数えては川へもどして時のたつのも忘れて遊んでいると、何かが足裏をくすぐります。足を上げてみると二糎程に育った、かじかの子が素早く移動します。時には「カマヅカ」と言って「ウグイ」に良く似た、動きのスローな魚が、砂を潜って来て足を驚かせます。この魚は誰でも捕まえることが出来ました。

Hajikak

 また水の流れがゆるくなって、時には渦が巻くような深みが格好の水浴び場で、そこにさしかかる流れの巨石の下には、「ギギ魚」がじっとしていて、男の子は水浴びの間に二十五糎もあるものを、手づかみにしたりしました。
 泳ぎ始めは、誰でも麦藁を浮きに使って練習し、見様見真似で、直ぐみんな泳げるようになりました。
 陽がかたむいて対岸のアカシヤの影が伸びてくるころ、川遊びに飽きてみんな一斉に引き上げます。男の子は捕った魚を篠に通してその数を自慢しながら、わいわい帰る。その声を聞いて、畑仕事をしていたどこの親達も安心していたのでしょう。
 私が幼かった頃の名久田川の源流には、山女、支流に天然鱒、えびなど、両手で数えるほどの種類の魚が棲んで居ました。
 いま遠い日の思い出を、昨日のことのように手繰り、私たちを育んでくれた、ふるさとの川に、たくさんの魚を呼びもどせる日の来る事を望んでやみません。

2_5

Kawa2

********************************

名久田川について
吾妻川左岸の支流。延長10.2㎞、流域面積110k㎡の一級河川。吾妻郡高山村権現の今井峠(700m)付近が源流地点。そこからほぼ西に向かって流れ、中山盆地で右岸から西沢川・五領川・役原川が、左岸から梅沢川が合流。高山村尻高地区より中之条町に入って南へ向かって流れ、大道峠(797m)からの赤坂川が合流し、中之条町伊勢町地区の東で吾妻川に流れ込む。

紹介した篠原さんの随筆は名久田川の赤坂川合流付近の様子を描いたものである。

********************************

(平成20年2月2日追記)

著者の篠原うめさんは平成20年1月31日にお亡くなりになりました。享年77歳。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます

ふるさとの風景をいつまでも見守っていて下さいね。ありがとうございました

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2007年1月24日 (水)

箱島湧水

東吾妻町箱島にある日本百名水「箱島湧水」。湧出量は日量3万トン。箱島養鱒センターでヤマメやニジマスなどの魚の飼育や養殖の試験研究に使っています。

P1231524

P1231544

湧水は杉の大木に囲まれた場所にあり、その中でも一際大きな杉の根元からこんこんと湧き出しています。その大木の根元には湧水を守るように石仏があります。

_1_72

P1231537

湧水はすぐに滝となって流れ落ち、箱島養鱒センターの用水取り入れ口へ向かいます。

P1231567

P1231573

この湧水は榛名湖とつながっているという伝説があります。

湧水の怪
その昔、原町に第二世「円光上人」という人物がいた。そこへ怨敵に追われた木部宮内少輔の「北の方」(円光上人の母)が突然訪れ、よもやま話をしていた。
円光上人は母が追われている身とは知らず、何気なく別れを告げたが、それが最後の別れとなり、「北の方」は『息子に会えてもう思い残すことはない』と榛名湖へ向かい、待女とともに入水して果ててしまった。
その後、榛名湖には大蛇が棲むという話が取り沙汰され、大蛇は「北の方」の化身だと思われるようになった。
そこで、供養のために、「北の方」の位牌を榛名湖へ沈めたところ、その位牌がここ箱島の湧水から出てきたという。
この位牌は、今もなお箱島不動尊に納められている。

元箱島養鱒センターの職員でこの伝説は本当だと主張する人がいます。その人は湧水で「北の方」の位牌ならぬブラックバス用のルアーを拾ったことがあるというのです。このルアーは榛名湖から流れてきたに違いないと、その人は言うのですが・・・・。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

フライフィッシングの世界では知らない人がいないRiverwalkersさんの「SST'Sフィールドスケッチ」で箱島養鱒センターの魚達が紹介されます。どうぞご覧下さい。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月30日 (火)

利根川のサケ増殖  ~新たな挑戦~

昨年秋から冬にかけての利根川を遡上し、利根大堰を越えたサケの数は3,215尾。昭和58年に調査を開始して以来の最高を記録しました。サケの遡上数は年々確実に増加しておりとても嬉しいことです。
また、昨年はもう一つ利根川のサケについて大きな出来事がありました。
それは、利根川を遡上してきたサケからの採卵です。

利根川産サケからの採卵。それは利根川のサケ増殖の歴史に残る大きな一歩です。
群馬県内の利根川やその支流の烏川や鏑川でも昭和30年代まではサケ漁が行われていましたが、昭和40年代に水質の悪化や利根大堰や河口堰が建設されるとサケの姿は利根川から消えてしまいました。
昭和50年代後半、環境保護への関心の高まりのなか、群馬県水産試験場でも利根川のサケ増殖事業に着手しました。
現在でも水産試験場はサケの稚魚を育てて、市民団体へ提供したり、利根川に放流したり、利根川のサケ増殖に取り組んでいます。
しかし、これまで水産試験場で育てていたのは北海道や福島県など利根川から遠く離れた場所で採卵された卵でした。利根川に遡上するサケの数が少なかったので仕方なしに県外産の卵を育て、それを利根川に放流していたのです。

ところが数年前から関係者の努力が実り、利根川のサケ遡上数が急増しました。平成14年には初めて千尾を越え1,090尾、17年には2,283尾ものサケが利根大堰で確認されました。
これだけの遡上があれば、利根川のサケから採卵できる! 水産試験場は関係機関の協力を得て、平成18年11月22日、利根川(利根大堰)で採捕されたサケから採卵を行いました。

Photo_24 (利根川産サケ採卵の歴史的瞬間。サケは通常、切開法で卵を採るが、今回は搾出法によった)

利根川で採捕したサケから現場で卵を採るのは水産試験場としても初めての経験でした。順調に成育してくれるだろうか? 担当者の気苦労は大変なものだったと思います。

Photo_17 (飼育水槽に収容されたサケの卵)

Img_5176 (サケの稚魚は神経質で人影に敏感に反応します。給餌作業にも気を遣います)

利根川のサケから採られた卵は順調に育ち、現在、水産試験場の飼育池の中には1万尾近い数の利根川産サケ稚魚が元気に泳いでいます。
利根川に帰ってきたサケの稚魚を利根川に放流するという、真の意味での利根川のサケ増殖はここに第一歩を踏み出しました。この稚魚たちは3月初め頃に利根川に放流されます。4年後が楽しみです。(2月25日に放流されました

Img_5178 (エサを食べる利根川産サケ稚魚)

利根川のサケ稚魚の様子は水産試験場HPで見ることができます↓
利根大堰で採卵したサケ ~成長記録~

採卵当日の詳しい様子はこちら↓
サケの遡上と採卵見学会(かわ遊び・やま遊びのページ)

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

今回の利根川でのサケ採卵は子供たちがたくさん見学に来ていました。子供たちが命の大切さや川の環境を守る必要性を学んでいる対岸では、ここまで必死に遡上してきたサケたちを自分の楽しみのために傷つけようと狙う密漁者の姿があったそうです。同じ釣りを趣味とする者としてとても恥ずかしく思います。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月31日 (水)

春は近い?

例年だと、今頃は一年で最も寒い時期だと思うのですが、今日は暖かかったですね。箱島養鱒センターでも1時半頃の気温は約14℃でした。

P1301788 夕陽

この春のような陽気の中、箱島養鱒センターで春を感じさせるものを探してみました。

オオイヌノフグリ。

Img_5261

名前はヘクソカズラ級の直球です。実の形が犬の・・・(略)に似ていると言うことでこんな名前を付けられちゃった訳ですが・・・・。それにしても不憫です。

ホトケノザ。

P1301778

きれいな濃いピンク色の花を咲かせています。花の形はヒメオドリコソウにそっくりですが、葉や茎の形状が違うので区別がつきます。
オオイヌノフグリもホトケノザもいわゆる雑草ですが、よく見れば、とても可愛いですよね。

前橋公園では、紅梅が咲いているようですが、箱島養鱒センターのすぐ隣にある梅林の花芽はまだ硬い感じです。例年、前橋で桜が咲く頃に箱島の梅が満開なんですが、今年は少し早く咲くかな。

P1311835

スギの雄花が大分目立ってきました。花粉症の人にとって春は憂鬱なシーズンでしょうが、群馬県の今シーズンのスギ花粉は例年の1/4以下という予想です。多少は症状が軽くすむといいですね。

P1311841

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年2月 1日 (木)

春はまだ?

ぽかぽか陽気だった昨日とはうって変わって、今朝の箱島養鱒センターのあたりは冷え込みました。
8時45分頃の気温は-1℃。オオイヌノフグリも寒そうでした。

P2011862

P2011858

P2011867

午後は前橋に出張だったのですが、敷島町では梅の花を見かけました。この梅は毎年早く花をつけます。

P2011890

P2011897

さとたけの天気予想(前橋地区限定のお天気ブログ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年2月 3日 (土)

お月様

今、空を眺めたら月の光がまぶしいくらいでした(2/2 23:55頃)

思わず撮っちゃいました

_1_74

寒いです

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年2月 4日 (日)

空っ風

強風注意報が発令されていた今日の前橋は、天気予報どおり朝から強い風が吹き荒れていました。

強風で巻き上げられた砂塵で、景色がかすんで見えていました。

(赤城山麓から。↓県庁舎がぼやけて見える)

P2042084

(県庁展望ホールから。赤城のすそのが砂埃で白っぽくモヤがかかったように見える)↓

P2042090

P2042108

P2042098

「上州名物・空っ風」と言われますが、昔に較べると空っ風は大分弱くなっているようです。
1月4日付け朝日新群馬県版のコラム「群馬再発見」より↓
『前橋市の1月の平均風速をみると、1950年代は5メートルを上回る年が7回あった。60年代になるとゼロに。さらに、74年を最後に4メートルを超えることもなくなった。その後はおおむね3メートル台で推移し、92年と93年には2メートル台の記録も残る。12~3月の冬季4カ月でみても、平均風速は50年間で約2も落ちた。』

昔よりも空っ風は弱まったようですが、もう一つの上州名物「かかあ天下」は昔と変わらず健在です。(え、我が家だけですか? そうですか)

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年2月15日 (木)

ザゼンソウ (富士見村沼の窪)

赤城山麓、富士見村で今、ザゼンソウ(座禅草)が見頃を迎えています。hisaさんも紹介されていましたが、私も2月12日に行ってみました。
ここは、富士見村沼の窪の村有林内2ヘクタールに約千株のザゼンソウが自生しており、村の天然記念物になっています。

P2122497

11時頃に現地に着いたのですが、休日で穏やかな天候だったので、たくさんの人が訪れていました。

P2122499

ザゼンソウの形は湿原に生えるミズバショウに似ていますが、色も名前も渋いって言うか、地味です・・・。(^^;)
しかし、バカにしてはいけません。仏炎苞(ぶつえんほう)の中の肉穂花序(にくすいかじょ)が発熱し、その熱で周囲の氷や雪を溶かして花を開くという脅威の力を持っています。でも、今年は雪がないのでそんな画は撮れませんでした。
(この発熱時に悪臭を発するのでスカンク・キャベツという英語の別名もあるそうです)

P2122504 P2122492

自生地内には安全確保とザゼンソウ保護のために木道が整備されていますが、良い角度で撮影しようと木道から降りる人がいて、そのたびに監視員の人から注意の声が飛んでいました。
ザゼンソウのために木道から降りないようにしましょうね。

P2122510

アクセス等詳細はこちら↓
ザゼンソウ情報(富士見村HP)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年2月18日 (日)

木馬瀬の福寿草自生地 (安中市松井田町)

フクジュソウ(福寿草)は、ギンポウゲ科の多年草。里山の早春を彩る代表的なスプリング・エフェメラルです。“福寿草”という名前はとてもおめでたい感じがしますね。旧暦の正月頃に咲き始めるので、人々に新春を告げる花として“元日草”や“朔日草”とも呼ばれます。

P2172942

安中市松井田町上増田の木馬瀬(ちませ)地区には、群馬県を代表するフクジュソウの自生地があります。例年2月初旬から3月上旬が見頃だということなので、昨日、行ってみました。

松井田市街地から県道33号渋川・松井田線を倉渕方面へ。上増田木馬瀬の増田川左岸にある小山が福寿草自生地です。昭和62年に松井田町(当時)の天然記念物に指定されています。

Chimase2_1

P2172966

木馬瀬には、この福寿草にまつわる伝説が残されています。
『幕末の偉人、小栗上野介(小栗忠順)が、勘定奉行を罷免され、領地の権田村(現、高崎市倉渕町権田)へ向かう途中、木馬瀬に幕府の軍用金を埋めた。この黄金が日の目を見ることなく地中に埋もれていることを悲しみ、地上に萌え出して黄金色の花を咲かせている。』
この伝説との関わりは分かりませんが、自生地の小山の頂上には小さな石の祠がありました。

Chimase1c

P2172899

木馬瀬地区では自生地周辺を『福寿草の里』として整備しており、2月の最終日曜日には福寿草まつりが開催されます。

P2172959(八重のフクジュソウは移植された園芸種)

P2172963_1

福寿草開花情報(安中市松井田支所HP)

| | コメント (8) | トラックバック (0)