橘山自然観察会
今日の前橋は朝から雨。この雨の中、前橋市北部の橘山で開催された自然観察会(前橋市環境課主催)に参加しました。
生憎のお天気で、参加者は私を含めて僅か3名。講師の先生がお二人でしたので、ほぼマンツーマン状態の贅沢な自然観察会でした(^^)
橘山は前橋市田口町と渋川市北橘町にまたがる標高228mの小山。約20万年前、まだ荒ぶる火の山だった赤城山が大噴火を起こし、山頂部が吹き飛んだときに発生した岩屑雪崩が赤城の斜面を利根川まで流れ下り堆積してできた山です。このようにしてできた地形を「流れ山」と呼びますが、この周辺には橘山の他にも十二山など、いくつかの流れ山地形が見られます。
「橘山」という名前は、日本武尊が東征の際にこの山で休息し、海神の怒りを鎮めるため身代わりとなった后の弟橘姫を偲ばれたという伝説に由来します。
橘山の植生の特徴はアラカシ、シラカシ、シロダモなどの照葉樹が多いこと。橘山のアラカシ林はこの地域の原植生群落です。
エゴノキにできるエゴノネコアシです
エゴノネコアシアブラムシの寄生によりできた虫こぶです。エゴノネコアシアブラムシは虫こぶから出た後はイネ科のアシボソに寄生し、それを繰り返します。
遠目にはキイチゴのように見えるこの赤い実はコウゾの実です。
コウゾは和紙の原料としてよく知られた落葉低木。その実はねっとりとして甘く、トロピカルフルーツのような味わいでした(^^)
橘山にはエドヒガンやカズミザクラがたくさんあると教えていただいたので、来年の桜シーズンには是非訪れてみようと思います(^^)
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