環境

2006年11月28日 (火)

講演会「ツキノワグマの生態と被害防止対策について」

11月22日朝、前橋の住宅街にイノシシが出没。警察や消防約30人が出動し、4時間後に捕らえられたことが、翌日の新聞各紙に報じられていました。
今年は全国的にクマの出没が極めて多い状況ですが、前橋のイノシシ出没事件はこれからの野生動物と人間のせめぎ合いの行く末を暗示しているようで、何やらゾッとしました。

今日、群馬県ツキノワグマ緊急対策協議会の主催で「ツキノワグマの生態、行動と被害対策について」と題した講演会が県庁で開催されました。講師は羽澄俊裕さん((株)野生動物保護管理事務所代表取締役)。羽澄さんは国や都道府県の野生動物保護管理、農作物被害対策に関する委員を数々務める専門家です。

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講演では、クマの生態、クマによる被害とその対策などについてわかりやすく説明がありました。(講演内容は青字)。

ツキノワグマの特徴
・行動範囲は通常、オス100k㎡、メス30k㎡以内であるが、エサが不足した場合などはもっと広く移動することもある。
・雑食性で、季節毎にその地域にあるもっとも都合のよい食べ物を利用する。
・冬眠前の飽食期は8月中旬から始まる。(冬眠に向けて体の生理状態が大きく変化を始めるのがこの時期)。
・飽食期には特にドングリ類を求める。
・冬眠は12月~4月。年によって変動する。しかし、この変動がどのような理由で起こるかについては、はっきりわかっていない。
・発情、交尾期は5~7月。受精卵はすぐには着床しない。母クマの栄養状態が良好であれば着床する(着床遅延)。栄養状態が悪ければ子供はできない。
・よって、秋の飽食期の食べ物の確保はクマにとって大変重要。
・出産は2月頃で赤ん坊は小型で10㎝くらいしかない。

クマが人里に出没する原因の一つとして、「誘因要素の管理不足」がある。
・残飯、死んだ家畜、収穫されない野菜や果樹などの放置がクマを人里に引きつけている。
・畑や果樹園を電気柵で囲い、農場や牧場、養魚場などの管理を適切に行う
・高齢化・過疎化による農村、農林業の荒廃がクマ出没の大きな要因となっている。

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今年、有害駆除で捕獲されたクマは全国で4千頭にもなると言います。群馬県内でも325頭ものクマが有害鳥獣駆除で捕獲されています。絶滅も心配され保護が必要と言われている大型動物でこの数字はちょっと異常だと思います。

羽澄さんは駆除は被害対策にならないと強調されていました。
・毎年クマが駆除される場所は決まっており、そこでの被害もなくなっていない。
・被害発生後に駆除して終わりでは、被害は繰り返されるだけ、根本的な対策を取らなければダメ。

ツキノワグマが人間の居住圏に出没する要因と対策のポイント
・移動可能な環境要素→環境を改変して移動経路を断つ
  クマが姿を隠せるようなヤブの刈り払いなど
・誘因物→誘因物を取り除く
  生ゴミ、家畜の餌などの適切な管理、収穫されない農産物の撤去
  電気柵の設置、適切な管理
・人慣れ→警戒心を持たせる
  最近、人を恐れないクマやイノシシが増加している。
  秋の飽食期前に人里に出没するクマもいるが、これは人里近くにクマが住み着いているということ。人慣れしたクマは危険。

クマによる被害を減らすためには、農村の基盤整備により、人とクマが棲み分けられ、被害に遭わない農村環境を造ることが必要。農林業、農村の振興こそが根本的なクマ対策。

「クマなどの野生動物が人里に出てくるのは人間が山の自然を破壊したから」。そんなステレオタイプの見方では今の状況を理解することは出来ません。農村の過疎・高齢化、里山システムは機能停止。このような状態で人間界とケモノの世界との境界があいまいになりつつあるのが現状のようです。

ツキノワグマを知っていますか(県庁HP)

WMOホームページ (株)野生動物保護管理事務所

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2006年11月19日 (日)

サケの産卵を見て感動! (利根川)

利根川の利根大堰を通過したサケの数は、11月16日現在で1,530尾。これは、昭和58年以降で最高だった昨年を大幅に上回るペースです。(昨年同期:1,220尾)。

利根川の太田市・深谷市付近でサケの産卵行動が見られるという話を聞き、現地に行ってきました。
毎年、サケの産卵について調べているSさんの案内で現場に着くと、本流から分岐した浅い流れの中でサケが時々水しぶきを上げ泳いでいます。感動!
産卵のため、川底を掘る行動をしているメスの姿も見ることが出来ます。

Pb190031 背中と尾びれを水面出して泳ぐサケ

サケはメスが体を横にして、尾びれで川底を激しく叩きながら直径50㎝~1mほどのすり鉢状の穴を掘ります。メスが穴を掘っている間、オスはメスに寄り添い他のオスの侵入を見張っています。そして産卵が終わるとメスは再び尾びれを使って穴を埋めます。メスは産卵後も産卵場所の止まり、他のメスが自分の産卵場所を掘り返さないように守ります。しかし、それは長い間ではありません。やがて、力尽きた親魚は下流に流されていき岸に打ち上げられます。

サケの産卵場所です。周囲に比べ、石の表面がきれいです。

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銚子の河口からやっとここまでたどり着き、ボロボロの体で産卵のために最後の力を振り絞っているサケ。彼らの姿にジーンと来てしまいました。

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Pb190051 力尽きて死んだサケ。

今、川の中ではこんな壮絶な命のドラマが展開されています。大切にしたいですよね、ふるさとの魚、ふるさとの川。

Img_4399 サケの産卵を伝える『埼玉新聞』(11月19日付)

サケの遡上(グッドぐんま11月14日)

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2006年8月31日 (木)

プランターたんぼ(その4)~~ムシたち~~

プランター田んぼにやって来るのはボウフラたちばかりではありません。ホントの田んぼに比べれば少ないですが、色々なムシたちがやって来ます。

Photo_1 アジアイトトンボの未成熟の♀でしょうか。オレンジ色の体がきれいです。

Photo_3 ハムシの仲間だと思います。多分害虫でしょうね。

他にも、アリやウンカの仲間、ヤマトシジミなどが来ています。イナゴやカマキリなんかも来てくれるとうれしいですが、プランターでは無理かな。

Photo_5 昆虫がやって来れば、当然クモも登場です。

ところで、メダカやタナゴ類、ドジョウ、タガメなどの大型水生昆虫等々が減少したのは「農薬」が原因だという説明がよくありますが、本当にそうでしょうか?確かに強い農薬が使われ、害虫以外の生物も減少したことはありました。しかし、強烈な毒性を持つ農薬が使われなくなった現在においても、水田をすみかや繁殖場所としてきた生き物たちが戻ってこないのは、いったいどういうことなのでしょうか?その原因は、”とても管理しやすい”コンクリート製や暗きょの用水路の整備やため池の管理方法など”里山システム”の崩壊が根元にあるのだと思います。水田を生物多様性を守る「湿原」と捉える視点も必要なのではないかと思います。(もちろん違法放流されたブラックバスやブルーギルが希少生物を食い荒らしていることも忘れてはいけません。)

プランター田んぼ(その3)

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2006年7月31日 (月)

ぐんまウォーターフェア (県庁)

P7310004 県庁の県民ホールで開催中の「ぐんまウォーターフェア」を覗いてみました。ウォーターフェアは8月1日の「水の日」にちなんで、毎年行われている水に関する総合的なイベントです。森林、農業用水、水道水、発電、魚などに関する資料や模型などが展示されています。

P7310005 このイベントで一番人気のある群馬の魚コーナー。アユ、ヤマメ、イワナ、ドジョウなどが展示されています。

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P7310022 やさしいお水の分析コーナー。簡易水質分析の体験もできます。

ぐんまウォーターフェアは8月2日まで
問い合わせは土地・水対策室(電話 027-226-2362)

『水の日』:水の貴重さや水資源開発の重要性に対する関心を高めるため、8月1日を「水の日」、8月1日から7日にかけてを「水の週間」とすることを昭和52年5月31日の閣議了解で制定。(『国連水の日』は3月22日)

P731 おまけ
今朝、空を見上げると飛行機が雲を曳きながら飛んでいました。

                                        

(画像をクリックすると大きく表示されます)

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2006年7月 6日 (木)

ホタルを育む水

Img_3301 東吾妻町箱島は水が豊富な土地です。日量3万トンの箱島不動の湧水をはじめ、周辺には多くの湧水があります。これらの湧水は魚の養殖や飲料水、農業用水などに利用されています。きれいな水が豊富だからこそ、箱島にはホタルがたくさん飛ぶのです。

Img_3290 Img_3288 (名水箱島湧水。杉の大木の根本からこんこんと湧き出している)

しかし、水が豊富だけではホタルは飛びません。地域の人達の努力が必要です。昔はホタルなんて都市部以外では珍しくもない虫だったそうです。何故、ホタルは珍しい生き物になってしまったのでしょう? その最も大きな理由はシステムとしての「里山」の機能が維持できなくなってしまったからだと思います。ホタル以外にも現在、絶滅が心配される生き物で里山が主な生息地であるものは少なくありません。

「里山」は人の「農」の営みが作り上げ、維持されてきたたシステムです。農林業(広く言えば、人々の生活)が里山システムを必要としなくなり、その機能が停止してしまった時代に里山の生き物たちを守るためには、相当の労力が必要になります。その意味では昔も今もホタルを育てているのは「水」と「人」なんでしょうね。

Img_3273 _1_24  箱島のホタル保護区に流れ込む湧水(左)とその流れにいるカワニナ(右)。ゲンジボタルの幼虫はカワニナしか食べません。この湧水も地元の人達によって維持管理されています。

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2006年7月 1日 (土)

高飛びゲンジ 東吾妻町箱島

シーズン終盤を迎えたゲンジボタル。ゲンジの乱舞を見るのならここ数日がラストチャンスになるでしょう。

Img_3236 この場所は、先日紹介したマムシが出没するゲンジボタルポイントです。高飛びゲンジに感動したので、また来ちゃいました。
7時半を数分過ぎた頃、一番蛍が光始めました。8時頃には辺りが真っ暗になり、杉の木の上や林の中でのゲンジボタルの光の舞がとてもきれいでした。

20060630 ゲンジの舞。

Takatobi 高飛びゲンジ。見上げているので首が痛くなります。

この時期なので、数はあまり多くありませんでしたが、暗闇の中、たった一人でゲンジボタルの幻想的な舞を見ていると時間の感覚がなくなってしまいますね。

先程、前橋市田口町のホタルの里へ行ってきたのですが、田口のゲンジボタルも数が大分少なくなっていました。

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2006年6月22日 (木)

箱島ホタル第1保護区 

11_1 箱島のゲンジボタルは今がピークです。しかし、今日は夕方6時半頃から小雨が降り出し、ホタルには生憎の天気でした。飛んでいるホタルの数はやはり少なめでしたが、雨の中を観賞に訪れた人達はゲンジボタルの舞う姿に感激の声を上げていました。(「ホントに光ってる~!」と叫んでいた若い女性は都会の真ん中から来られたのでしょうか?)。

Img_3089 第1保護区のすぐ脇を通る道路はゲンジボタルの時期、夜間7時から9時まで車両通行止めになっています。

Img_3101 第1保護区の昼間の様子です。7月にはいるとゲンジボタルの数は減り、代わりにヘイケボタルがたくさん出ます。ヘイケボタルの光はゲンジに比べて弱く、高く舞い上がったりもしませんが、数が多いので、とてもきれいです。

Img_3099 第1保護区で見つけたトンボの抜け殻

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☆ホタルを観賞する際は、マナーを守って下さい☆

  • 懐中電灯などをホタルの方へ向けない
  • フラッシュをたかない
  • 路上駐車をしない
  • 他人の敷地にむやみに立ち入らない

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2006年6月20日 (火)

ホタル乱舞-2 前橋市田口町ほたるの里

P6200030 前橋市田口町のホタルの里では、ゲンジボタルの飛翔が最盛期を迎えています。田口町では昭和63年から地元の人達がホタルの保護、増殖に取り組んできました。ホタルの発生する小川に沿って観賞用の遊歩道も整備されており、車イスでの観賞もできるようになっています。来場者は年々増えており、昨年は約4万人が訪れました。今日も平日にもかかわらず、ファミリーやカップルで賑わっていました。

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(私のコンデジではこれが限界↑。肉眼ではもっときれいです)

交通の便も良く、駐車場も、遊歩道も整備され、と観賞者には良いことずくめの田口町ホタルの里ですが、来場者が多ければ、マナーの悪い(知らない?)人も多くなってしまいます。今夜もカメラのストロボが頻繁に光っていました。コンパクトカメラでストロボをたいても絶対にホタルの光は撮れませんし、ホタルの繁殖の障害にもなります。また、ホタルを撮ろうとしてケータイを振り回してホタルを追いかけてる人も多いのですが、あれも止めて欲しいですね。ケータイの画面って結構明るいのでホタル鑑賞の邪魔になりますよね。

ゲンジボタルは6月いっぱいまでで、6月下旬から7月中旬頃まではヘイケボタルが見られます。ほたるの里案内所は6月30日まで設置されています。

P6200045 ホタルの里案内所

田口町ホタルの里HP (ホタルの里についての詳細)

東京にそだつホタル (ホタルについて勉強しましょう)

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2006年5月21日 (日)

ヤリタナゴ観察会 藤岡市

群馬にはかつてミヤコタナゴ、タナゴ、ゼニタナゴ、アカヒレタビラ、ヤリタナゴなどの日本産タナゴが生息していたが、ヤリタナゴ以外は全て絶滅した。ヤリタナゴは全国的には日本産タナゴ類のなかでもっとも広く分布し、数も多い。しかし、群馬県には藤岡市の一部にのみ生息しているだけで、群馬県レッドリストでは絶滅危惧Ⅰ類に指定されている。これが、群馬の身近な自然のちょっと恐い現状だ。

P5210022 P5210021 ヤリタナゴの生息地では地元の人達を中心として熱心に保護の活動をしている。また藤岡市もヤリタナゴ、マツカサガイ、ホトケドジョウを市の天然記念物に指定し、保護している。ヤリタナゴ以外にマツカサガイやホトケドジョウも保護しているのは、ヤリタナゴの繁殖にこれらの生物が必要だからだ。ヤリタナゴはマツカサガイに産卵するので、マツカサガイがいなくなるとヤリタナゴは繁殖できなくなる。また、マツカサガイの幼生はホトケドジョウなどの魚に寄生する性質があり、マツカサガイの繁殖にはホトケドジョウが必要。つまり、ヤリタナゴを守るには、マツカサガイやホトケドジョウなども生きていける環境を守らなければならない。ヤリタナゴだけを養殖して放流したってダメなのだ。

P5210001 P5210003 地元でヤリタナゴの保護活動をしている団体が開催するヤリタナゴ観察会に参加した。観察会は「ヤリタナゴを守る会」の主催で、「ヤリタナゴ調査会」、「やりたなごの会」、「群馬淡水生物研究会」の共催。(定期的に開催されている)

P5210009 主催者あいさつ、地元選出県会議員・市会議員のあいさつなどの後、ヤリタナゴのいる水路に移動し、専門家の指導を受けながら用水路で手網を使って魚捕りをした。                  

   

Img_2692 Img_2706 ヤリタナゴのオス(左)とメス(右)

P5210018 ドジョウ

Img_2677 Photo_12 ハグロトンボとそのヤゴ

Img_2690 Img_2679 マツカサガイ(左)とカワニナ(右)

Img_2696 Img_2700 ヤンマのヤゴ(左)とクサガメの子供(右)

P5210027 捕まえたヤリタナゴやドジョウ、マツカサガイなどを水槽に入れ、専門家から説明を受けた。子供達が(大人も)目を輝かせて水槽の中の魚を見つめていた。ヤリタナゴやマツカサガイは観察会終了後、再び水路に戻される。

P5210023 トウキョウダルマガエル

Img_2674 Img_2699 アメリカザリガニとタイリクバラタナゴ。両方とも外来生物。

P5210019_1 シジミもいたが、残念ながら外来生物のタイワンシジミらしい。タイワンシジミが何らかの原因で侵入すると、在来種のマシジミに取って代わってしまう。ニッポンバラタナゴがタイリクバラタナゴに置き換わってしまったのと同じ現象が起こるのだ。

タナゴ類は身近な自然(里山)の重要な指標生物だ。自然保護というと尾瀬や高山の珍しい動植物保護にばかり目がいきがちだが、身近な里山の生物(環境)の保護はそれと同等かそれ以上に大切なのではないだろうか。

(写真をクリックすると大きく表示されます)

藤岡市HP

群馬県の動物レッドリスト

協働の現場から(ぐんま見聞録・別冊)

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2006年5月20日 (土)

ぐんま昆虫の森 養老孟司氏講演会

Img_2669 ぐんま昆虫の森で養老孟司氏の「虫も自然・人体も自然」と題する講演会があったので、行ってきた。養老孟司は「バカの壁」が大ベストセラーとなり知らない人はいないくらいの著名人なので普段はあまり混雑しない(失礼)昆虫の森も、今日は人で一杯だった。

講演の内容は感覚と脳内のリンゴ活動など「バカの壁」に書かれていることが多かったが、やはり本を読むより本人の話の方が3千倍くらい面白い。また、世界の紛争の多くに「水争い」が関係していること、都市を維持するには大量のエネルギーを必要とするが、化石燃料はいずれ枯渇するなどの環境問題についての話もあった。その中で一つだけ「?」と思ったのは「鳥獣害」についての部分。養老氏は規則(秩序)を作るとその分だけ無秩序が生まれるとし、例の一つとして農村の猿やイノシシの被害について、その原因を野犬が少なくなったためと説明した。つまり、飼い犬はきちんと鎖につなぎ、野犬は捕獲するという人を野犬被害から守るための秩序により、野犬が減り、猿などが人里に出没するようになったということなのだ。まぁ、そういったことも全くないとは言えないだろうが(モンキードッグの導入なんて対策もあるけど)、それが原因と決めつけることは先生も見ている範囲が狭いんじゃないですか?って言いたかった(話の根本ではないので、目くじらたてることはないですが)。それから、欲を言えば昆虫採集の面白話も聞きたかった。

7_kabutomushi 昆虫の森は運営・維持費に見合う入園料収入がないため、無駄遣い施設だとか言われている。しかし、私はそうは思わない。今日も亜熱帯の蝶の舞う生態温室では子供達の歓声がたくさん聞こえた。子供達が安全に「本物」のムシに触れることができ、自然や環境について体で学習できる施設が身近にあるということは素晴らしいことだ。がんばって下さい矢島稔園長。

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昆虫観察館別館にはフォローアップ学習コーナーがあり、ムシについて調べたり相談することができる。フィールドとこういう施設がセットなっているところがよい。

P5200014 昆虫観察館本館の生態温室。西表島の自然が再現され、亜熱帯の蝶々が舞っている。

P5200011 リュウキュウアサギマダラ

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コノハチョウ。沖縄本島。、石垣島、西表島に生息。翅裏が枯れ葉にそっくり。でも、枯葉の季節以外は保護色にならないのでないか?? 翅の表側は鮮やか。

P_2 9月3日(日)まで企画展『かくれる虫さがしだす鳥』開催中。

ぐんま昆虫の森HPはこちら

(写真をクリックすると大きく表示されます)

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