土屋文明記念文学館
高崎市保渡田町(旧群馬町保渡田)に「土屋文明記念文学館」があります。土屋文明にはあまり興味がないのですが、企画展「手にとって見る雑誌展 -戦中・戦後 その断絶と継続-」が面白そうなので、行ってきました。
展示室には日中事変の頃から戦後間もない頃までの雑誌が並べてあり、手にとって読むことができます。この時代は終戦を境に日本が激変した時代で、雑誌を見ることでそれを感じることができます。ただ、戦中・終戦直後というと非常に暗く、厳しい時代だったという印象ですが、意外とその時代の雑誌にはその暗さはあまりないという印象でした。終戦から1年経たずに発行された雑誌も結構オシャレな記事が掲載されていたりしました(そんな雑誌にも「蝗を食べよう」なんて記事も載っていましたが)。
私には小学生の子供がいて、小学館の「小学○年生」を読んでいますが、当時の「小学○年生」や「良い子の友」を読むと、内容が今よりずっと大人っぽいですね。
企画展「手にとって見る雑誌展 -戦中・戦後 その断絶と継続-」は6月25日(日)まで。
土屋文明記念文学館は「上毛野はにわの里公園」の一角にあり、文学館の隣には八幡塚古墳が建造当時に近い形に復元されています。
八幡塚古墳: 国指定史跡保渡田古墳群の一つで、5世紀後半の前方後円墳。墳丘96mで2重の堀が巡り、全長190m。当時の有力豪族の墓と考えられている。
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