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2008年3月 7日 (金)

下山まんじゅう店の焼きまんじゅう(前橋市)

上州の気候風土が生んだソウルフード『焼きまんじゅう』。
お店によってまんじゅうやタレ、焼き方も様々。名店と呼ばれるお店の焼きまんじゅうを食べ歩くのは楽しいものです。

前橋市朝日町にある「下山まんじゅう店」

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今の店主で三代目という老舗です。創業の正確な年は不明と言うことですが、創業者がお店を始めたとされる年齢から逆算すると110年くらいの歴史があるとか。

昭和的雰囲気を漂わせるお店の戸をくぐると、一瞬タイムスリップしたかのような感覚におそわれます。

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外側は香ばしく、中はもちっと焼き上がったまんじゅうに甘めの粘りの強いタレがたっぷりとからんでいます。美味いっ!
県外からもこの店の味を求めてやって来るお客さんがいるという話しも聞きましたが、納得です。

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美味しい焼きまんじゅうを食べながら、店主の面白い話を聞くことができました。
まんじゅうを膨らませるのに酒種が使われますが、麹は生き物。材料を同じに計量してもその日の気温などによって出来が全く違ってしまいます。だから、長年のカンで量を微妙に調整するのだそうです。それでもうまくいかない日もあり、できあがったまんじゅうを捨ててしまうこともあったとか。
店主曰く「焼きまんじゅう作りは難しい」のだそうです。

「食べ物を作るってのは終わりがないよね。これでイイってのがないじゃない。もっと美味くできるんじゃないか?とか、いっつも思っちゃうんさね」
百年以上の店の歴史にアグラをかかない職人魂ですね。
味にこだわる店主は焼きまんじゅうの命はタレだとも言っていました。
なるほど、タレの主張が強い焼きまんじゅうだと思いましたが、タレにもこだわりがあったんですね。

現在、焼きまんじゅうは1串に4個というのが基本形となっていますが、元々は5個だったそうです。この店の先代が値上げせざるをえなくなった時、値段を上げずにまんじゅうの数を1個減らして4個にしたところ、他店もそれを真似て1串4個が主流になったのだとか。

美味しい焼きまんじゅうと気さくな店主のお話に大満足でございました(^^)

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下山まんじゅう店
 ■場所 前橋市朝日町3-5-3 

              地図

おっきりこみと焼き饅頭(上州食文化アカデミー)

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今日も梅の花にメジロがたくさん来ていました

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食べ物」カテゴリの記事

コメント

3年前に取材しましたが、
お店もご主人もちっとも変わってないようで。
なんだかとってもうれしい気分です。^^

投稿: 三束雨 | 2008年3月 8日 (土) 15時02分

>三束雨さん

「■■■■-な焼きまんじゅう」拝見しました。
秤と算盤が三年前と全く同じ位置にあるのが感動的です(^^)
百年の歴史に比べれば3年なんて一瞬なんでしょうね。

投稿: こにタン | 2008年3月 8日 (土) 20時14分

よく前を通るので、気になってました。
今度子供と行って見ます!

投稿: チョップ1号 | 2008年3月29日 (土) 16時48分

>チョップ1号さん

私も店の前を車で通りがかって以来、気になって仕方なかったんです(^^)
是非、子供さんと一緒に行ってみて下さいね。

投稿: こにタン | 2008年3月29日 (土) 21時51分

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» ■■■■-な焼きまんじゅう  [Bandit's Rain]
(通算200記事目を何にしようかと悩みましたが、やっぱりこんな記事になりました・・・^^;) 以前から気になっていた、情緒豊かな焼きまんじゅう屋を総力取材(^^)してきました。 場所は前橋赤十字病院(旧日赤病院)の近く。この店の前の道は今も「日赤通り」と呼ばれています。 暖簾をくぐるとそこには土間が広がっており、古めかしい箪笥がいくつも並び、帳場の机にはこれまた年代物の算盤と秤が置かれてました。 で、早速、焼きまんじゅうは焼きたてに限る!ってことで 「普通」と「あん入り」を1本づつ... [続きを読む]

受信: 2008年3月 8日 (土) 14時58分

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