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2008年1月30日 (水)

雙林寺の七不思議 (渋川市)

国道17号線、渋川市中郷の“子持入口”を斜め左に入り、「ロウバイの郷こもち」へ向かう途中に立派なお寺が見えたので、ロウバイを見た後に寄ってみました。

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その寺は曹洞宗の名刹「最大山春日院 雙林寺(双林寺)」。宝徳2年(1450年)に白井城主長尾景仲が一州正伊を迎え開基したと伝えられ、開山は一州正伊の師、月江正文禅師。

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創立当時、この寺の僧侶は2千人を下らず「雙林の水を呑まざる者は、禅僧にあらず」とまで言われました。太田道灌が江戸城を築くにあたって祈祷の委嘱があり、正文禅師は一州正伊を代理とし100余人の僧侶をつけて祈祷させたという話も残っています。

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この寺には「雙林寺の七不思議」が伝わっています。
 一.開山の一つ拍子木
 二.蛇頭水(竜神水)
 三.千本樫
 四.開山のつなぎカヤ
 五.忠度(ただのり)桜
 六.山門小僧と総門のツル
 七.底なし井戸(鏡の井戸)

千本樫
「一株から無数の支幹がはえ、この木は絶対に切ることができない。もし切ると寺か住職に災難がくる。」

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本堂の裏にあるアラカシで、県の天然記念物に指定されています。切り株からひこばえが生育したもので、根元は1本に合わさり、そこから何本もの支幹が繁っています。

雙林寺の千本カシ

開山のつなぎカヤ
「ご開山さまがカヤの実で作った数珠を持参され、それを庫裏の横に蒔いたら大木となり、その実に針糸の穴がある。」

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このカヤも県の天然記念物に指定されている巨木で、推定樹齢は500年。

雙林寺の大力ヤ

山門小僧と総門のツル
「夜、小僧が出て難問答を仕掛け、大鳥がでては荒らすので戒めの打撃をなした。翌朝、山門の小僧に腕なく総門のツルの足に穴があいていた。」

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底なし井戸(鏡の井戸)
「この井戸をのぞいて顔がうつらないと“即刻死す”と言われる」

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七不思議の中で一番コワイ話ですね。井戸を覗いてみたかですって?
怖くて覗けませんでしたよぉ(^^;)

常に二千人は下らぬ修行僧がいたという創建当時とは変わって、今はひっそりと落ち着いた佇まいの雙林寺境内。エナガが木に残った柿をついばんでいました。

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雙林寺の地図

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コメント

本堂前にあるしだれ桜は、4月の上旬に控えめに花を咲かせます。その様からは『儚さ』が感じられます。
 桜の頃の再訪をお待ちしております。

投稿: 渋川お宝調査団 | 2008年1月31日 (木) 01時44分

>渋川お宝調査団さん

そうそう、調査団さんが渋川の桜シリーズで紹介されていましたよね。
今年の桜は、「しぶかわお宝調査団」の記事をガイドブックとして使わせて頂きます(^^)

投稿: こにタン | 2008年1月31日 (木) 22時32分

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