赤城型民家 旧関根家住宅 (前橋市・大室公園)
大室公園の民家園にある『旧関根家住宅』(市重文)。
前橋市飯土井町の民家を移築復元したものです。
江戸末期に建てられたと推定されるこの民家は典型的な養蚕農家の形で、赤城南麓に多く見られたことから『赤城型民家』と呼ばれている様式です。(「ぐんま昆虫の森」にある民家もこの形です)
屋根の前面の中央部を逆凹型に切り落とした形が赤城型民家の特徴です。この屋根の形は屋根裏で養蚕を行うために採光と通風を確保するのが目的です。
養蚕に使われた2階(ニケエ)
養蚕を行わない冬には農作物の貯蔵にも用いられました。
屋根裏には「ダイドコ」から立ち上った煙がたちこめていました。
手前の部屋が「オモテザシキ」。奥は「コザ」。
来客や冠婚葬祭の際に使われる“社交区間”です。
「県都まえばし糸のまち」を支えていたのは、こういう農家だったんですね。
こちらも参考に
赤城型民家 思い出の家守りたい(私の中のシルクカントリー)
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コメント
ニコたんさん、おはようございます。
2階(ニケエ)、笑ってしまいました。
言ってる。言ってる。普段なにげに使ってる言葉でも、こうしてカタカナにすると、方言なのかなとか思ってしまいます。
投稿: wisteria | 2007年11月 6日 (火) 05時16分
父の実家も昔養蚕をしていたので、こんな感じの2階がありました。細くて急な階段を登っていくと広くてくらーい部屋があって、「おかいこさま」の音がごそごそしていて... でも不思議と怖くなかった記憶があります。きっと父が見たら懐かしがるだろうなあ。
投稿: katokyo | 2007年11月 6日 (火) 07時05分
>wisteriaさん
こういう民家だと「二階」と言うより
「ニケエ」と言った方がしっくりきますね
民俗学ではこういった用語はカタカナで書くのが正式なのか、資料を読むとザシキとかチャノマとかダイドコとか全てカタカナで書いてあるんですよ(^^)
投稿: こにタン | 2007年11月 6日 (火) 23時00分
>katokyoさん
おかいこさま、おこさま。養蚕は農村の経済を支える重要な柱だったので、こういう呼び方をしていたんでしょうね。
私が子供の頃は家でお蚕を飼っている友達が何人もいましたが、今では桑畑もすっかり少なくなってしまいました。
投稿: こにタン | 2007年11月 6日 (火) 23時12分