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2006年3月25日 (土)

上野村 神流川&上野ダム

群馬県南西部の山里、上野村。昭和60年8月12日に起こった史上最悪の航空機事故の墜落現場「御巣鷹の尾根」はこの村にある。

上野村は世帯数669、総人口1,496人の小さな村。面積は182k㎡で、90%以上が森林。そして清流「神流川」の源流。村内の神流川の漁場を管理しているのが「上野村漁業協同組合(松本組合長)」。上野村漁協は平成13年から全国で初めて渓流魚のキャッチ&リリース(C&R)を「遊漁規則」に明記し、正式な制度として取り入れた漁協だ。全国の釣り場でC&R区間というのは多いが、そのほとんどは漁協や地元団体からの「お願い」。低俗な釣り師がその区間で魚籠に魚を収めてもどうすることもできなかった。しかし、遊漁規則に定めることにより。C&R区間でヤマメを魚籠に収めれば、「犯罪行為」として漁協はその極悪釣り師を告訴できるようになった。上野村漁協のC&R遊漁規則化は日本の内水面漁場管理の歴史に残る大きな出来事であったと言ってよい。

Img_1316 で、先日、上野村に行ってきました。神流川は水がきれいでイワナやヤマメなどの渓流魚やアユの釣り場として有名です。特にアユの味は私が釣った川の中では岐阜県の馬瀬川のアユと甲乙付けがたく、全国的にもトップクラスの味だろうと思っています。昨年の漁期終了間際には尺クラスのアユが獲れたと組合長から聞いています。

Img_1322 神流川の最上流部には世界最大規模の揚水発電施設が作られています。長野県の南相木ダム(上ダム)と上野村の「上野ダム」(下ダム)をつないで、揚水発電を行います。上野ダムは平成7年に着工し、平成17年に完成しました。堤高120m、堤長350m。揚水発電を行っているので、1日の水位変動が30mくらいあり、釣り場としての利用は残念ながらできません。Img_1339

Img_1333_1 (ダム湖)

Img_1337 (ダムから望む上野村の山々)

上野村漁協では、これまでダム工事のために入漁禁止としていたダム直下流の1.5㎞区間を今年からC&Rとは違った新しい釣り場としてオープンさせる予定です。その区間には、品質の良い大型ヤマメを放流し、魚の持ち帰りは25センチオーバーを5尾まで。釣法は毛針、フライのみということです。入漁料金は1日3,000円。漁協の新たな取り組みに注目です。Img_1321

Img_1328 (新釣り場区間の様子)

SST'Sフィールドスケッチはこちら

(写真をクリックすると別ウインドウで大きく表示されます)

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